金融庁の警告リストの読み方|海外FX16社の掲載状況一覧
警告リストは無登録で勧誘した記録であり、財務健全性や出金実績を示すものではありません。主要16社は全社が掲載済みで、掲載年月を一覧にしました。掲載=危険ではない理由と注意すべき点も解説します。
当記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。評価・順位は公開の評価基準に基づき編集部が独立して決定しています。海外FX業者は金融庁未登録であり、取引は自己責任となります。
この記事の目次
「海外FX業者は金融庁の警告リストに載っているから危険」という説明をよく見ますが、これは半分正しく半分誤解です。この記事では、リストの法的な意味と限界を整理し、主要16社の掲載状況を一覧にします。
警告リストの正式名称と見方
金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」のうち、「警告書の発出を行った無登録の海外所在業者」が海外FX業者に関するリストです。PDF(2026年8月27日更新時点で約200ページ)と Excel で公開されています。
- 一覧ページ: https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku.html
- 海外所在業者 PDF: https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku/03.pdf
各エントリには業者名・所在地・サービス名・掲載年月・備考(警告日、関連法人との住所一致など)が記載されています。
リストの3つの限界(金融庁自身の注記)
- 掲載は「警告書を発出した時点で無登録営業が確認できた業者」に限られ、未掲載でも無登録営業の可能性がある
- 現在の営業状況を示すものではない(すでに撤退した業者も残る)
- 名称・所在地は掲載時点のもので、現在と異なる場合がある
つまりリストは「日本居住者に無登録で勧誘した記録」であり、業者の財務健全性や出金実績を評価するものではありません。
主要海外FX業者16社の掲載状況【2026年8月27日更新版より】
| 業者 | 掲載法人名 | 掲載年月 |
|---|---|---|
| XM | Trading Point of Financial Instruments Ltd/Trading Point (Seychelles)/Tradexfin Limited/「XM WebTrader」 | 2012年6月/2016年5月/2020年8月/2024年9月 |
| Exness | Nymstar Limited | 2023年4月 |
| Titan FX | Titan FX Limited/TI Securities Limited | 2015年8月/2019年8月 |
| AXIORY | Axiory Global Ltd. | 2015年6月 |
| FXGT | 360 Degrees Markets Ltd./GT Global Ltd | 2020年6月/2025年11月 |
| Vantage | Vantage Global Limited/Vantage Prime Trading Limited/Vantage Media/Vantage Trading Ltd. | 2023年3月/2024年6月/2025年4月/2026年8月 |
| HFM | HF Markets (SV) Ltd | 2017年8月 |
| BigBoss | Big Boss Financial Limited/Big Boss Holdings Company Limited | 2017年2月/2023年6月 |
| iFOREX | iFOREX Co.,Ltd./Formula Investment House Ltd. | 2011年1月/2017年6月 |
| ThreeTrader | ThreeTrader Global Limited | 2023年8月 |
| Tradeview | Tradeview Ltd | 2016年12月 |
| IS6FX | is6com.Co.,Ltd/TEC Solution.Ltd/IS6 Technologies Ltd | 2019年2月/2021年12月/2026年7月 |
| easyMarkets | EF Worldwide Ltd | 2024年3月 |
| Milton Markets | Milton Markets Ltd. | 2018年1月 |
| Land Prime | Land Prime Ltd.(LAND-FX) | 2015年5月 |
| XS.com | XS Ltd | 2024年9月 |
16社すべてが掲載されています。 したがって「掲載の有無」で業者を選別することはできません。
警告件数は増加傾向
日本弁護士連合会の意見書(2026年1月)によれば、海外業者への警告件数は2021年15件→2023年24件→2024年38件→2025年42件と増加しています。2026年の金融商品取引法改正では、無登録営業の罰則が引き上げられ、証券取引等監視委員会に犯則調査権限が追加されました(施行時期は事項により異なります)。規制は業者側に向かって強化されていますが、利用者への罰則は設けられていません。→ 海外FXは違法?
本当に注意すべきシグナル
リスト掲載よりも、以下の方が業者の危険度を示します。
| シグナル | 確認方法 |
|---|---|
| 運営法人がライセンスを持たない | 公式サイトのフッターと当局サイト |
| 直近1年に出金停止・遅延の報告が複数ある | 複数のレビューサイト・SNS |
| 過大なボーナス(200%超)で急に集客している | 過去の破綻業者に共通(→ 撤退・破綻業者の年表) |
| 運営会社・住所・執行方式を開示していない | 公式サイト |
| SNS・知人経由で勧誘される | → 詐欺の手口 |
まとめ
金融庁の警告リストは「無登録で勧誘した記録」であり、主要16社は全社が掲載されています。業者の安全性は、ライセンス・運営歴・資金管理・出金実績で判断してください。→ 安全性ランキング・海外FXの危険性・海外FXおすすめランキング