XMの口座タイプ比較|4口座の実質コストと選び方
迷ったらスタンダード、コスト重視ならKIWAMI極(ドル円約0.7pips)。XMの4口座をスプレッド・手数料・ロット・ボーナス対象で比較し、1ロットの実質コストと口座変更不可の注意点も解説します。
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この記事の目次
XM(XMTrading)には「スタンダード」「マイクロ」「KIWAMI極」「ゼロ」の4つの口座タイプがあり、どれを選ぶかで取引コストとボーナスの受け取り方が大きく変わります。結論から言うと、初心者・ボーナス重視ならスタンダード、コスト重視ならKIWAMI極が基本の選択です。この記事では4口座のスペックを表で比較し、1ロットあたりの実質コストを計算したうえで、追加口座の作り方と「口座タイプは後から変えられない」注意点まで解説します。
結論
- 迷ったらスタンダード口座。口座開設・入金ボーナス・XMポイントをすべて受け取れる
- スプレッドを抑えたいならKIWAMI極口座。手数料無料でスワップフリー、ボーナスは口座開設分のみ
- ゼロ口座は最狭スプレッドだが往復$10/lotの手数料込みではKIWAMI極に負けることが多い
- 口座タイプは変更不可。用途別に追加口座(最大8口座)を作って使い分ける
XMの口座タイプ4種を一覧で比較
まず4口座の主要スペックを比較します。スプレッドは2026年9月時点の公式公表値(最狭)と、複数のレビューサイトの公表値を集計した当サイトの目安を併記しています。レビューサイトによって値には幅があるため、参考値としてご覧ください。
| 項目 | スタンダード | マイクロ | KIWAMI極 | ゼロ |
|---|---|---|---|---|
| USD/JPY スプレッド | 約1.6pips(最狭1.0) | 約1.6pips(最狭1.0) | 約0.7pips(最狭0.6) | 約0.1pips(最狭0.0) |
| EUR/USD スプレッド | 約1.7pips | 約1.7pips | 約0.7pips | 約0.1pips |
| ゴールド スプレッド | 約3.5pips | 約3.5pips | 約1.5pips | 約2.0pips |
| 取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 往復$10/lot(片道$5) |
| 1ロットの通貨量 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
| 項目 | スタンダード | マイクロ | KIWAMI極 | ゼロ |
|---|---|---|---|---|
| 最小〜最大ロット(1注文) | 0.01〜50 | 0.01〜100(MT4は0.1〜) | 0.01〜50 | 0.01〜50 |
| 最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 500倍 |
| 口座開設ボーナス | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 |
| 入金ボーナス・XMポイント | 対象 | 対象 | 対象外 | 対象外 |
| スワップ | あり | あり | 主要通貨・ゴールド・シルバーがスワップフリー | あり |
| 仮想通貨CFD | 可 | 可 | 可 | 不可 |
| 向く人 | 初心者・ボーナス重視 | 超少額で練習したい人 | コスト重視・スイングも短期も | 極狭スプレッドで手数料込みでも納得できる人 |
※ 2026年9月時点。全口座とも最低入金額は$5相当、マージンコール50%・ロスカット(強制決済)水準20%、基本通貨はJPY・USD・EURから選択できます。
スタンダード口座:迷ったらこれ
スタンダード口座はXMで最も利用者が多い口座です。特徴は「ボーナスをすべて受け取れる」ことに尽きます。口座開設ボーナス(2026年9月時点で13,000円)に加え、入金ボーナス(100%上限$500+20%累計上限$10,000)と取引ごとに貯まるXMポイントの対象になるため、少ない元手で証拠金を厚くできます。
一方、スプレッドはドル円で約1.6pips(2026年9月時点の目安)と、海外FX全体で見るとやや広めです。1日に何十回も取引するスキャルピングではコスト負けしやすいので、その用途にはKIWAMI極口座を追加するのが現実的です。ボーナスの条件はXMのボーナス完全ガイドで詳しく解説しています。
マイクロ口座:1ロット=1,000通貨で超少額練習
マイクロ口座はスタンダードと同じスプレッド・同じボーナス条件で、1ロットの通貨量だけが100分の1(1,000通貨)になっています。0.01ロットなら10通貨単位で、ドル円1pipsの変動が0.1円という規模です。
数千円の入金でも余裕を持って複数ポジションを試せるため、「MT5の操作に慣れたい」「手法を検証したい」段階に向きます。ただし、スタンダードの1ロットと同じ規模で取引するには100ロットが必要になるので、資金が増えたらスタンダードかKIWAMI極への移行を検討してください。少額運用の考え方は少額で始める海外FXを参照してください。
KIWAMI極口座:低スプレッド・手数料無料・スワップフリー
KIWAMI極口座は2022年に追加された口座で、「スタンダードの半分以下のスプレッド」「取引手数料無料」「主要通貨ペア・ゴールド・シルバーのスワップフリー」の3点が特徴です。ドル円のスプレッドは約0.7pips(2026年9月時点の目安、公式の最狭は0.6pips)で、手数料が別途かからないため、コスト計算がシンプルです。
代わりに入金ボーナスとXMポイントの対象外になります。口座開設ボーナスは受け取れるので、「ボーナスで試したあと、本格運用はKIWAMI極」という組み合わせが多くの人にとって最適解です。詳細はXM KIWAMI極口座の解説をご覧ください。
ゼロ口座:最狭スプレッド+往復$10の手数料
ゼロ口座はスプレッドが最狭0.0pipsからと4口座で最も狭い一方、1ロットあたり往復$10(片道$5)の取引手数料がかかります。さらに最大レバレッジは500倍まで、仮想通貨CFDは取引不可、入金ボーナス・XMポイントは対象外です。
「スプレッドがほぼゼロ」という見た目に惹かれがちですが、手数料を含めた実質コストで比べないと判断を誤ります。次の見出しで実際に計算します。
実質コストを計算して比較する
取引コストは「スプレッド+手数料」の合計で比較します。ドル円は1ロット(10万通貨)で1pips=1,000円、ユーロドルは1pips=$10で計算し、為替は1ドル=150円と仮定します。いずれも2026年9月時点の目安スプレッドを使っています。
| 口座 | USD/JPY 1ロットのコスト | EUR/USD 1ロットのコスト |
|---|---|---|
| スタンダード・マイクロ | 1.6pips=約1,600円 | 1.7pips=約$17 |
| KIWAMI極 | 0.7pips=約700円 | 0.7pips=約$7 |
| ゼロ | 0.1pips+$10=約1,600円 | 0.1pips+$10=約$11 |
ゼロ口座の手数料$10は、ドル円ならおよそ1.0pips分に相当します。したがって、KIWAMI極のスプレッドが1.0pips以内に収まっている限り、ゼロ口座より安く取引できる計算です。ゼロ口座が有利になるのは、ゼロ口座のスプレッドが極端に狭く、かつKIWAMI極が広がっている場面に限られます。
ポイント
「最狭スプレッド」は瞬間値です。平均スプレッドと手数料を足した金額で比べると、XMではKIWAMI極が最もコスト効率の良い口座になるケースが大半です。時間帯別の目安はXMのスプレッド一覧で確認してください。
追加口座の作り方(最大8口座)
XMでは1人につき最大8口座まで(2026年9月時点)保有でき、会員ページから数分で追加できます。本人確認は最初の1回で済み、追加口座に書類は不要です。
- 会員ページにログインし、「追加口座を開設する」を選択
- 取引プラットフォーム(MT4/MT5)と口座タイプを選択
- 基本通貨(JPY推奨)・レバレッジ・ボーナス受取の有無を設定
- 口座パスワードを設定して完了。メールで口座番号とサーバー名が届く
- 会員ページの「資金振替」で口座間の資金を移動
注意点は資金移動時のボーナスの扱いです。スタンダード口座からKIWAMI極やゼロ口座へ資金を移すと、移動額に比例してボーナスが消滅します。ボーナスを使い切ってから移動するか、新規入金でKIWAMI極を運用するのが無難です。
注意
追加口座は必ず会員ページから作成してください。公式サイトのトップから新規登録をやり直すと重複アカウントとみなされ、規約違反でボーナス没収や口座凍結の対象になります。
口座タイプは変更できない:開設前に決めること
開設済みの口座のタイプは、あとから変更できません。公式の案内も「口座タイプの変更はできないが、会員ページからどのタイプでも追加口座を開設できる」という内容です。したがって「スタンダードで開設したが、やはりKIWAMI極にしたい」場合は、KIWAMI極の追加口座を作って資金を移すのが唯一の方法です。
同様に、MT4で作った口座をMT5に変えることもできません。プラットフォームはMT5を推奨します(MT4とMT5の違い)。口座開設時の入力手順はXMの口座開設手順で画面の流れに沿って解説しています。
自分の口座タイプを確認する方法
複数口座を持つと、どの口座がどのタイプか分からなくなることがあります。確認方法は次の3つです。
- 会員ページ: ログイン直後の口座一覧に、口座番号ごとに「Standard」「Micro」「KIWAMI」「Zero」と表示されます
- MT5/MT4: 「ナビゲーター」の口座番号にカーソルを合わせると口座名が表示されます。ゼロ口座は銘柄名の末尾に「.」(ドット)が付きます
- 登録時のメール: 口座開設完了メールに口座タイプとサーバー名が記載されています
スワップフリーかどうかを確かめたいときは、MT5の「気配値表示」で銘柄を右クリックし「仕様」を開くと、スワップロング・ショートの値が確認できます。KIWAMI極口座の対象銘柄は0と表示されます。
目的別のおすすめ組み合わせ
| 目的 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 海外FXが初めて | スタンダード | ボーナス全対象。1lot=10万通貨で標準的な感覚が身につく |
| 数千円で練習 | マイクロ | ロット単位が小さく、失敗しても損失が限定的 |
| デイトレ・スイング中心 | KIWAMI極 | 低スプレッド+スワップフリーで持ち越しコストなし |
| スキャルピング中心 | KIWAMI極(またはゼロ) | 手数料込みの実質コストで比べて選ぶ |
| ゴールドを長期保有 | KIWAMI極 | ゴールドのマイナススワップが発生しない |
| 仮想通貨CFD | スタンダード/KIWAMI極 | ゼロ口座では取引不可 |
複数口座を使い分ける場合、口座残高の合計でレバレッジ制限がかかる点に注意してください。全口座の有効証拠金が$40,000を超えると500倍に下がります(XMのレバレッジ)。
まとめ
XMの口座タイプは「ボーナスならスタンダード、コストならKIWAMI極」が基本です。ゼロ口座は手数料込みの実質コストで見るとKIWAMI極に劣る場面が多く、選ぶ理由は限られます。口座タイプは後から変更できないので、迷ったらスタンダードで開設し、必要になった時点でKIWAMI極を追加口座として作りましょう。
口座タイプの一般的な考え方は口座タイプの選び方、XMの総合評価はXMの詳細レビュー、他社との比較は海外FXおすすめランキングをご覧ください。